コーヒー豆を選ぶとき、焙煎度で迷ったことはありませんか。浅煎りの華やかな酸味も、深煎りのどっしりした苦味もそれぞれ魅力的ですが、「どれか一つ」と言われたら、筆者はいつも中煎りを推します。
酸味と苦味のバランスがちょうどよく、産地ごとの個性もしっかり感じられる。ブラックでもミルクを入れても楽しめる。そんな中煎りコーヒー豆の選び方と、通販で手に入るおすすめショップをまとめました。
中煎りコーヒー豆とは?知っておきたい基礎知識
中煎りは、一般的にミディアムロースト〜ハイローストあたりの焙煎度を指します。焙煎が浅いほど酸味が強く、深くなるほど苦味やコクが増すのがコーヒーの基本ですが、中煎りはそのちょうど中間。
「コーヒーらしい味」をイメージしたときに多くの方が思い浮かべるのが、実はこの中煎りの味わいです。喫茶店のブレンドコーヒーや、ドリップバッグの定番商品にも中煎りが多いのは、万人に好まれるバランスの良さがあるからでしょう。
中煎りコーヒー豆の選び方3つのポイント
1. 産地の特徴を把握する
同じ中煎りでも、産地によって味わいはかなり変わります。代表的な産地の特徴を表にまとめました。
| 産地 | 風味の特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| ブラジル | ナッツの甘み、バランス◎ | 初めての方・万人向け |
| コロンビア | まろやかなコク、キャラメル感 | ミルクと合わせたい方 |
| エチオピア | 華やかな香り、ベリー系の酸味 | フルーティーさも欲しい方 |
| グアテマラ | チョコレート感、重厚なボディ | しっかりしたコクが好きな方 |
| コスタリカ | クリーンな後味、柑橘の明るさ | すっきり飲みたい方 |
まずはブラジルやコロンビアあたりから試して、好みの方向性が見えてきたら他の産地にも手を広げていくのがおすすめです。
2. 焙煎日が明記されているか確認する
コーヒー豆は、実は生鮮食品に近い性質を持っています。焙煎から2週間〜1ヶ月が風味のピーク。スーパーの棚に並ぶ豆は焙煎から数ヶ月経っていることもありますが、通販なら焙煎したてを届けてくれるロースターが多いのが最大の強みです。
商品ページに焙煎日が書かれているか、注文後焙煎を謳っているかをチェックしましょう。
3. シングルオリジンかブレンドかを決める
シングルオリジン(単一産地の豆)は、産地の個性をダイレクトに感じられるのが魅力。一方ブレンドは、複数の豆を組み合わせて味を設計しているので安定感があり、毎日飲んでも飽きにくいのが良いところです。
迷ったらまずブレンドから入り、気になる産地が出てきたらシングルオリジンを試す流れが自然です。
通販で中煎りコーヒー豆を買うメリット
「近所のお店でも買えるのに、わざわざ通販?」と思われるかもしれません。でも、通販には通販ならではの良さがあります。
鮮度が違う。 注文を受けてから焙煎してくれるショップが多く、届いた瞬間から最高の状態で楽しめます。
選択肢が圧倒的に広い。 地元にない名店の豆も、京都・東京の人気ロースターの豆も自宅にいながら手に入ります。
定期便なら買い忘れなし。 毎月届くサブスクリプションなら、「あ、豆切れてた」がなくなります。
中煎りコーヒー豆が手に入るおすすめ通販ショップ
中煎りの豆を取り扱っている通販ショップの中から、品質や品揃えに定評のあるところを紹介します。
Kurasu(京都発スペシャルティコーヒー定期便)
京都を拠点に、国内外の厳選されたスペシャルティコーヒーを届けてくれるKurasuの定期便。季節ごとに異なるロースターの豆が届くので、「毎月の楽しみ」としてコーヒー生活に彩りが加わります。中煎り好きにとっては、自分では選ばない新しい味に出会えるのがいいところです。
ブルーボトルコーヒー
サードウェーブコーヒーの代名詞として知られるブルーボトルコーヒーのオンラインストアでは、シングルオリジンからブレンドまで幅広いラインナップが揃います。焙煎してから48時間以内に届けるというこだわりがあり、鮮度は折り紙付き。中煎りのブレンドは日常使いにぴったりです。
カフェ・ヴェルディ(京都の自家焙煎珈琲店)
常時30種類以上の豆を取り扱い、リピーターが8割を超えるというカフェ・ヴェルディ。京都の実店舗で培った焙煎技術が光る中煎りブレンドは、バランスが良く飲みやすいと評判です。少量から注文できるので、まずはお試し感覚で取り寄せてみるのも良いでしょう。
中煎りコーヒー豆をもっとおいしく淹れるコツ
せっかくいい豆を手に入れたら、淹れ方にもちょっとだけこだわってみませんか。ほんの少しの工夫で、同じ豆でも味がグッと変わります。
お湯の温度は88〜92℃が目安。 沸騰直後のお湯だと苦味が強く出やすいので、沸かしてから30秒ほど待つのがコツです。温度調節機能付きのケトルがあると安定します。1℃単位で温度設定ができるEPEIOSのドリップケトルのような製品なら、中煎りの繊細な風味を引き出すのに重宝するでしょう。
蒸らしは30秒しっかりと。 粉全体にお湯を行き渡らせたら、30秒待ちます。ここで豆の成分が溶け出す準備が整うので、省略せずにじっくり待ちましょう。
ドリッパーは円錐形がおすすめ。 中煎りにはお湯の抜けが良い円錐形のドリッパーが好相性。HARIOのV60は、コーヒー好きなら一つは持っておきたい定番アイテムです。クリーンで透明感のある味わいを引き出してくれます。
まとめ
中煎りコーヒー豆は、コーヒーの奥深さに触れる最初の一歩として、とてもバランスの良い選択肢です。通販を活用すれば、焙煎したての新鮮な豆が全国どこからでも手に入ります。
産地の違いを楽しみながら、自分だけのお気に入りを見つけてみてください。朝の一杯を丁寧にドリップする時間は、忙しい毎日のなかのちょっとした贅沢になるはずです。
