この春から一人暮らしを始めた方、あるいはすでに一人暮らしだけど「自分でコーヒーを淹れてみたい」と思っている方へ。
毎朝コンビニやカフェで買うコーヒー代、1杯400円として月に1万円近くになっていませんか?自宅で淹れれば1杯あたり30〜50円ほど。味も好みに調整できて、何より朝の時間がちょっと豊かになります。
とはいえ、一人暮らしのキッチンは狭いし、何を買えばいいのかわからない。そんな方に向けて、本当に必要な道具だけを厳選してお伝えします。
まず決めたいのは「どう淹れるか」
コーヒーの淹れ方は大きく分けて3タイプ。自分の生活スタイルに合った方法を選ぶのが、長く続けるコツです。
| 淹れ方 | 手軽さ | 味の自由度 | 初期費用の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| ハンドドリップ | ★★☆ | ★★★ | 3,000〜5,000円 | 休日にゆっくり淹れたい |
| カプセル式 | ★★★ | ★★☆ | 5,000〜15,000円 | 忙しい朝でも1杯飲みたい |
| フレンチプレス | ★★★ | ★★☆ | 2,000〜3,000円 | 最小限の道具で始めたい |
一人暮らしで「とりあえず始めてみたい」なら、ハンドドリップがおすすめです。道具がコンパクトで場所を取らず、初期費用も抑えられます。
ハンドドリップに必要な道具は4つだけ
あれこれ揃えたくなりますが、最初に必要なのはたった4つ。順番に見ていきましょう。
ドリッパー
コーヒーの味を左右する最重要アイテムです。一人暮らしなら1〜2杯用の小さいサイズで十分。
HARIOのV60は、ペーパーフィルターがコンビニでも手に入る定番ドリッパーです。初心者からプロまで愛用者が多く、円すい形のシンプルな構造なのでお手入れもラク。価格も500円前後と手を出しやすいのが嬉しいポイントです。
ドリップケトル
普通のやかんでも淹れられますが、細口ケトルがあるとお湯の注ぎ方をコントロールしやすく、味がグッと安定します。
EPEIOSのドリップケトルは温度設定機能付きで、世界チャンピオンバリスタが監修したモデル。電気ケトルとしても普段使いできるので、一人暮らしの狭いキッチンでも「ケトルが2つ」になる心配がありません。
もし予算を抑えたいなら、今あるやかんに注ぎ口だけ細くするアタッチメントを付ける方法もあります。最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
サーバー(なくてもOK)
1杯だけ淹れるなら、ドリッパーを直接マグカップに乗せればOKです。サーバーは2杯以上まとめて淹れたいときに買い足せばいいので、最初は不要。これだけで出費をひとつ減らせます。
コーヒー豆
道具を揃えたら、豆選びが一番の楽しみです。スーパーの粉コーヒーでもまったく問題ありませんが、せっかく道具を用意したなら、焙煎にこだわった豆を試してみてほしいところ。
Kurasuのスペシャルティコーヒー定期便は、京都のロースターが厳選した旬の豆が毎月届きます。自分の好みがまだわからないうちは、プロが選んだ豆をいろいろ試してみるのが近道です。
また、カフェ・ヴェルディは京都の老舗焙煎所で、常時30種類以上の豆を扱っています。リピート率8割超の実力派なので、気になる産地から試してみてください。
「手間はかけたくない」ならカプセル式も選択肢
ハンドドリップに憧れるけど、正直そんな余裕がない朝もありますよね。ボタンひとつで本格的なコーヒーが飲めるカプセル式マシンも、一人暮らしとの相性が良い選択肢です。
KEURIGは全米シェアNo.1のカプセル式コーヒーメーカー。2週間のお試しプランがあるので、合わなければ返却できます。「いきなり買うのは不安」という方でも気軽に試せるのがいいですね。
パナソニックのコーヒーメーカー定期便は、マシンと豆がセットで届くサブスクリプション型。道具も豆も選ぶ手間がないので、「とにかくおいしいコーヒーを毎朝飲みたい」という方に向いています。
一人暮らしの道具選び、3つのポイント
コンパクトさは正義
ワンルームのキッチンは収納スペースが限られています。買う前に「しまえるサイズか」を必ず確認しましょう。ドリッパーとペーパーフィルターなら、マグカップの中に重ねて収納できるくらいコンパクト。場所を取らないのはハンドドリップの大きなメリットです。
「1杯用」を基準に選ぶ
一人暮らしで4杯用のサーバーやドリッパーを買っても、正直持て余します。1〜2杯用サイズを基準にすると、お湯の量も少なくて済むし、片付けもラク。一人暮らしの「1杯だけ飲みたい」ニーズにぴったりです。
最初から全部揃えなくていい
ドリッパー・ケトル・豆の3つがあれば、今日からコーヒーは淹れられます。ミルやスケールは、ハマってきてから追加すればOK。最初の投資は3,000〜5,000円もあれば十分です。
「あとから足す楽しみ」を残しておくくらいがちょうどいいですよ。
まとめ
一人暮らしでおいしいコーヒーを楽しむのに、大げさな道具は必要ありません。ドリッパーひとつとお気に入りの豆があれば、毎朝の時間がぐっと豊かになります。まずは最小限の道具から始めて、自分のペースでコーヒーの世界を広げていってください。
